家庭教師のご相談でお電話を頂いた時などに、5人に1人くらいの割合で「勉強のやり方が分からないようで、試験で得点が出ていない。」と言うご相談を頂きます。「勉強のやり方」や「勉強方法」に関しては関心の高い内容なので、少しお話をしてみたいと思います。もし、家庭教師で学力が付いた事例に関して興味があればこちらをお読み下さい。
一口に「勉強のやり方」と言っても英語、数学、国語に理科、社会とありますし、勉強には「理解」と「暗記」と言う要素がありますから、教科によって「勉強のやり方」にも違いがあります。また「理解するための勉強」から「得点を伸ばすための勉強」や「スピードを早めるためのトレーニング」なども「勉強のやり方」に含まれますし、その子供の学習状況によっては「教科書を読み取る」ことから教える必要があったり、「授業の受け方」から「ノートの取り方」までありますので、細かく「勉強のやり方」についてを話し出すと「勉強のやり方はこうです。」と正直なところ簡単にはお答え出来ないくらいなのです。
ちなみに「家庭教師はお考えになったことはありませんか?」「勉強のやり方を教えます。」と電話案内がある家庭教師の会社は、ほぼ教材販売の会社なので、実際に会うとその会社の営業マンが曰く「素晴らしく良いこの教材を使う事で勉強のやり方を教えます。」と言う話になり「教材=勉強のやり方」となるのですが、「勉強のやり方」は、お話ししたようにいくつもあり、また、子供の状況によっても違いがありますので、教材販売の会社が言うほど簡単なものではありません。もし、家庭教師の電話セールスの話に関心があるようでしたら、うまい話には用心です。
高額教材の販売は本当に良くないと考えているので、話が脇道にそれてしまいました。さて「勉強のやり方」についてもう少しお話をしますと。お話ししたように幾つも「すべきやり方」がありますので、1番基本的な「勉強のやり方」と言いますか、「勉強の組み立て」についてお話をしようと思います。
まず、「学習効果を高めたい。」と考えるのであれば、学習に使う教材の中心には学校で使う「教科書」を据える事です。教科書には今「自分が学ぶべき事、理解すべき事」が開くだけで確認出来て、いつも学校で使う訳ですから、これを学習の中心にしない勉強は遠回りして教科書を理解しなくてはならない勉強です。
次に考えるべきは、教科書の内容を理解する手法です。「自分で出来る。」と考えるならば教科書を理解出来るような参考書を選びます。家庭教師は参考書のアドバイスや使い方も教えますが、同時に疑問を解決しながら解説が必要に思うなら家庭教師をお勧めします。
教科書を中心に据えて、理解を深めるためのやり方も家庭教師は教えていますが、理解が深まれば、次は問題を解く作業です。(教科書の例題の研究などは教科書の理解を深めるための作業で問題を解く作業とは異なります。)問題を解く作業には「理解を深めるための訓練」と「得点に繋げるための訓練」と2通りの訓練がありますので、それぞれの練習に意味を持って問題を解きます。
「勉強のやり方」に関して1番基本的な向き合い方をお話ししましたが、全てお話をすると「家庭教師」の仕事をする私としては、ご相談頂けないと辛いので、こんなお話の仕方になってしまって申し訳ありません。
(もう少し詳しい内容の「勉強方法」につてご関心があればこちらをお読み下さい。)
ですが、学習能力の高い子供には、このお話だけでも相当参考にして頂けるはずですし、勉強が苦手な子供には、遠回りした学習方法を選んで苦手を増長しないための学習方法を選ぶために参考にして頂けるお話だと思います。
ここまでお話をしますと、感の良い方は『家庭教師しかないじゃないか。』と思われている方がいらっしゃると思いますが、私が23年かけてお会いして来た子供たちから学ばせてもらった信念は「勉強のやり方」は家庭教師にしか教える事が出来ない。と言う事ですので、大風呂敷を広げるようなのですが、これは教育や勉強に関して知れば知る程そう考えるしかないお話で、結論としてお話しした内容を参考にして自分で「勉強のやり方」を育てられる子供以外の子供たちには『勉強のやり方を教えられるのは家庭教師しかありません。』と言う、記事を読まれる方にはもしかすると申し訳のないお話しになります。
この記事を「勉強のやり方」が分かると思って読まれた方には大変申し訳ないお話になりましたが、もし、「勉強のやり方」について興味があったり、「家庭教師で教わってみたい。」と言うお考えになられた方がいらっしゃるなら、ぜひ、家庭教師のアズまでご相談下さい。
家庭教師のアズ新潟は新潟市を中心に新潟県内に、家庭教師を派遣して様々な学習のニーズに対応しておりますので、ぜひ、1度ご検討下さればと思います。
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