やる気と自信がめばえる時

フットサル風景

今回は中学二年生で受験まで約一年にせまった一月に入会し、家庭教師のアズ新潟で勉強を始めて約三カ月になる生徒について話したいと思います。一年生の頃から勉強が苦手で時間数の多い個別の塾に通って勉強時間はそれなりに多かったものの、なかなか成績に反映されずに得点は右肩下がりで、数年前に卒業した会員様からのご紹介でお問い合わせいただきました。

早速、家庭教師のアズ新潟で行っている学習相談に向かい、本人に勉強について尋ねると「俺は頭が悪いから応用も暗記も苦手なんです。」としきりに言っており、自分なりに頑張ってきたことが得点というかたちでなかなか目に見えることなく、勉強に対して後ろ向きで自信を失っている状況でした。そこで最初に「勉強は全然難しくないし、見方さえ変えればとても簡単だよ。」「勉強が出来る子はもっと簡単に考えられる見方をしているのに、勉強が苦手な子は難しい見方をしていて、そこに気づいていないだけだよ」と伝えると、驚いた様子で「本当ですか?」と聞き返しました。そこで数学はちょうど図形単元だったので、似ている言葉の使い分けるキーワードをチェックし、図形の性質に関しては文章を覚える前に性質通りの図形を実際に書いたものから文章を復元させて交互に隠しながら繰り返していくと徐々に頭の中に整理されていくのがわかりました。そして、目に見えるかたちで自信をつけようと実際の練習問題で今整理した図形の性質を利用して穴埋め問題をさせていくと、しっかり解けて全問正解しました。本人も覚えようと無理することなく図形を見ながら性質を言葉にできたことでとても驚き、「他にも出来るか試してみます」と気をよくして自分から積極的に他の問題に挑戦しました。本人の勉強に向かう姿勢が手にとるように感じ取れ、「俺でも家庭教師の先生とこういう勉強をするなら頑張れそうな気がしてきました。」と力強く言ってくれたのがとても印象的でした。

こうやって目の前の新潟の生徒さんが勉強に対して前向きになってくれるのがわかると、「この仕事をやってきて本当によかったな」と思います。勉強に対して「何をどこからどのようにやったらわからない。」「勉強をしているわりになかなか効果が出ない」こういった生徒さんたちと一人でも多く出会い、一人一人の現状や目標に合わせた勉強の進み方を親身になって考え提案、実践しながらさらに内容を改善していきます。これからも勉強のわかる喜びと出来る喜びを伝え自分に自信をつけてもらいたい、この思いで家庭教師のアズ新潟では担当の家庭教師と力を合わせてそのお手伝いを全力で取り組んでいきたいと思います。