家庭教師と思って話を聞いたら「教材が必要」と言う話になって教材を買わせられたり、買わされそうになった。と言うお話を良く聞きます。「家庭教師に教材が必要」とする家庭教師の会社は数万円から数十万円もする教材代金を請求するようです。
高額教材を使う会社で家庭教師をていた教師の声
実際にそうした高額な教材を使う家庭教師の会社の家庭教師たちはどう思っているのでしょう?
私は家庭教師の仕事をもう26年しています。今年平成29年で27年目に入りますが、長い間この仕事をしていると、そうした高額な教材を販売する家庭教師の会社で家庭教師をしていた経験のある方と知り合う事が何度もあります。そうした方に会う度に「教材はどうされていましたか?」と訊ねるのですが、私のその問いに対して、どうその家庭教師の方々が返事を下さると皆さんは思いますでしょうか?
「ほとんど使わなかった。」
「子供の学力に全く合ってなくて困った。」
「ご両親に、成績を上げるため、教材を使わないで教える事を了承してもらって教えた。」
こうしたお話が皆さんが教材販売付きのの家庭教師をしていた方々が私にお話して下さる解答です。
このお話を読んでいらっしゃるのは子供たちのご両親である方々だと思いますが、皆さんどのように感じられましたでしようか?
私は、その都度許せない気持ちが湧いて来ます。子供たちはこの国の宝物。そして、それぞれがその未来へ夢を描いたり、また、不安に思ったりしながら、今この同じ時間を一生懸命生きています。
その子供たちの、手本になるべき大人が、ましてや家庭教師と言う「教育」の仕事をする大人のする事ではないと私は許せなくなります。
なぜ家庭教師は高額教材を使いたくないのか?
なぜ、販売した会社がいいと言う教材を家庭教師たちが使いたくないのでしようか。それは学校で使用する教材の完成をまずは第一に勉強してきた経験を家庭教師たちが持っているからです。子供たちにとっても学校で使用する教材の内容を理解でき、また、使い慣れたり、使う方法を持つことで、学校の勉強への自信を感じる事が出来ます。また、学校の教材を使い勉強する事は、いくつも他の教材などを使わず、1冊のテキストを隅々まで使い込む勉強の基本の形を学べます。
そうした事から「家庭教師」たちには学校の教材に取り組ませたいと考えているのです。
高額な教材を販売する業者のセールスはとても考えられていて、言葉は悪いですが「落とし所」をうまく考え、ご両親や子供たちをその気にさせるように話します。ですから話に乗ってしまい契約されてしまうようです。
家庭教師を選ばれる際は、こうした教材販売の場合に「本当にその教材が必要なのか?」を良く考えて欲しいと思います。そして、その場で契約をその日にする事を絶対避けて、他の家庭教師協会で色々お話を聞いて判断され事が懸命な判断だと思います。(家庭教師や塾に関連する法律の記事に興味があればこちらをお読み下さい。)
今、新潟で家庭教師を検索すると、家庭教師や子供たちにはいらないものを販売するような家庭教師の会社が幾つも検索されます。それは全国どの地域でも同様です。それは、非常に高額な教材の利益率は当然異常な程高く、まさに濡れ手に粟のような営業が出来るからです。
この記事を読んで下さる皆さんへお願いしたい事があります。新潟市から新潟県の全域には私たち家庭教師のアズ新潟は、家庭教師がその地域にいる限り家庭教師のお世話が可能ですし、こうして高額教材と家庭教師の問題を取り上げて、少しでも、本来不要な物を買わずに、本当に必要な学習を子供たちへ教える事が出来ます。
ですが、他の都道府県には、私の所のような家庭教師の協会の無い所もあります。そうした地域の子供たちの事を時々考え、この高額教材と家庭教師の問題は多くの方々に知って頂きたいと思うのです。
この記事を読んで下さって、もし、私の話に何か感じていただけたらこの話や、私のホームページに掲載した「教材販売と家庭教師に関するニュース」の動画をお友達などにご紹介して欲しいと願っています。私たちの次の世代のためにも、また、心ない家庭教師の会社が大人として正しいことは何かに気づき、子供たちにとって正しい姿へ変わってくれる事を願っています。1人1人皆さんのご協力があれば、いつか健全な家庭教師協会の業界に変わる時が来ると思うのです。もし、ご理解があれば宜しくお願いいたします。