この春中学3年生になった今年の受験生のみなさんは、少しづつ入試へ向けて準備をしていますでしようか。ゴールデンウィークが明けた頃からは、ぜひ、少しづつ受験生としても意識を育てて下さい。
今日は「新研究」と「整理と対策」の入試対策をお話しした『新研究と整理と対策の入試対策』(新研究や整理と対策の違いの簡単な説明と勉強や使い方のイメージをお話していますので、気になる方はお読み下さい。)の記事が、記事として人気があってお読み下さる方が多くいらっしゃるので、高校入試を来春に控えた中学3年生に参考にしてもらいたいと思い、「新研究」と「整理と対策」に関して、今日は年間の受験勉強のスケジュールを意識し勉強して行く話をしてみたいと思います。
新潟市内や新潟県内のほぼ全ての中学3年生の手元には「新研究」や「整理と対策」が渡っていることと思います。
中学3年生の皆さんは受験勉強は初めての経験です。「どう勉強して行けばいいのか。」「新研究や整理と対策をどう使って行くのか。」考えていますでしようか。
新潟市や新潟県内の中学校によっては、1週間で5単元ほど宿題として出されてペース作りをしている中学校も見受けられます。新研究ノートを提出する宿題が一般です。
「新研究」や「整理と対策」の使い方のイメージは、「新研究と整理と対策の入試対策」およみをお読みいただければと思いますが。入試までおよそ10ヶ月半のこれからの期間の受験勉強のスケジュールを考えた、「新研究」や「整理と対策」の使い方も前半と後半では違って来ます。
この時期から夏休み一杯と、夏休みから冬休み、そして年明けから入試まで、大きく分けて4つの学習スケージュルを考えて欲しいと思いますので、今日はそのお話をいたします。
【入試対策】春から夏休み
時間的には焦らずじっくり新研究や整理と対策に取り組める時期です。「入試対策」受験対策のスタートを参考に読んで下さればと思いますが、この時期は、目標を設定し学習スケジュールを考える事からとなります。「新研究」や「整理と対策」は、学校で宿題になっていたとしても、確認すべきは基本事項で不明な点を探し、基本事項の理解と納得を深める事です。内容は1、2年の英語数学国語に力を入れて下さい。英語数学国語の1、2年の基礎が着く事で、3年生の勉強への理解が深まります。
学習習慣を身に付けることも目的の1つに考えて、1単元1単元じっくりと時間をかけて勉強する事が鍵です。この時期学校の宿題になっている場合でも、新研究ノートの問題を解くだけにせず、基本の理解にどれだけ向き合い勉強出来るかを意識して下さい。宿題の提出やこなすことを目的にしているような勉強の状況の子供たちが多くいますので、ぜひ、この時期の勉強は基礎固めとして重要な勉強をしているという意識が大切です。
【入試対策】夏休み
夏休みは学校の勉強がない分、受験勉強の期間中で1番計画的に、しかも相当の受験勉強時間を作る事が出来る期間です。この夏休みを使って、1、2年生の基本の確認を終わらせ、2回目の、基本問題練習で弱いカ所を洗い出します。1、2年の穴を見つけて埋めるイメージです。英語数学国語中心のそれまでの受験勉強から理科社会も同様の時間配分で夏休みの受験勉強計画を立てて下さい。 夏休みの重要性はこちらをご覧下さい。
また、志望校に応じては2日目(独自試験)対策も週に2度ほど入れて行く時期です。
入試の傾向や難易度を理解する上でも、高校入試の過去問題に取り組む時間もぜひ作って下さい。
【入試対策】夏休み明けから冬休み
この時期になると中学校でも「新研究」や「整理と対策」の学習状況を確認するため定期的に実力テストが実施されて、その時点での学習の習得度を常に確認出来るようになります。また、学校の先生との面談も行われ、いよいよ受験生としての意識も強くなる時期です。
この時点で、1、2年生の復習が終わっていると、学校の授業は理解しやすくなっているはずです。実はこの事は、理由をお話するのは控えますが、受験を成功させるためのツボとも言えます。「新研究」や「整理と対策」は3年生の内容の理解へと学習内容を進めて下さい。3年生で既に習った内容を終わらせて、これから習う内容は追い越して予習して受験範囲までを1度勉強して下さい。「新研究」や「整理と対策」での勉強のコツや勉強方法を育てていると、予習して終わらせる事は十分出来ると思います。
同時に平行して「新研究」や「整理と対策」の1、2年生の高校入試に近い内容の応用問題に時間を掛けて取り組み、解説を見て考え方を納得させて行って下さい。
この冬休み終わりまでに「新研究」や「整理と対策」の基本の確認と納得を終えている事が、残りの期間で解き込み量を変え、解答力を育て受験成功への鍵を握ります。
【入試対策】冬休み明けから入試直前
いよいよ高校入試に向けてラストスパートの時期です。この時期には基本確認をしている時間はありません。応用問題の多い高校入試へ向けて応用力を育て、志望校合格へ向けて解答力を上げて行く時期です。「新研究」や「整理と対策」の応用問題を1年生から3年生の内容を全て確認し直し、解き込み量を増やします。(新研究は3回目や4回目を勉強することとなりますが、これも詳しい理由は控えますが受験成功への大きな鍵を握ります。)
弱い内容を見つけたら、違う問題集などから類題を見つけて納得する事を目標にして解き込み解答力を育てて下さい。
【入試対策】冬休み明けから入試直前
入試の直前10日から2週間は、過去問題や入試予想問題をこなし、志望校合格に向けての解答力を確実なものとして行きます。この期間は2つに分けて、最初は入試時間をあまり意識せず、解き込みつつ、弱点を見つけたら再度「新研究」や「整理と対策」の類題を確認し理解して行きます。
後半は、入試の時間配分の中で、見直しや自分の弱点を意識して問題を解く期間です。本番で自分の力を信じて力を出し切るためにも、入試の時間配分と同じ時間で、過去問題や予想問題に取り組んで下さい。
入試直前の「受験勉強最後の追い込み」の記事をぜひ参考にして下さい。
以上、今日は中学3年生に向けて、「新研究」や「整理と対策」を使った受験勉強の年間計画のイメージを作って頂けるようにご紹介しました。
こうして整理してお話をすると、受験勉強をするに当たって、学校の「新研究」や「整理と対策」(マイペースの方はマイペースを含む)以外のテキストや教材を平行して勉強するのは非常に無駄で効率の悪い受験勉強になります。ぜひ、受験生のみんさんは迷う事なく学校の「新研究」や「整理と対策」を中心に据えた効率の良い学習計画を考えて下さい。
特に、ご家庭によっては高額教材付きの家庭教師の電話案内が多く入る事と思いますが、余計な教材を買うことになるどころか、2つのテキストをやることは受験勉強の効率を下げることになりますので、高額教材のある家庭教師には気をつけて下さい。
また、もし、新潟市や新潟県内にお住まいで中学3年生のご両親で、家庭教師で高校受験対策をお考えかご関心があれば、ぜひ、早めに家庭教師のアズ新潟までご相談下さい。(TEL;0120–66ー2020)
【高校入試関連の記事】「新研究と整理と対策の受験勉強スケジュール」と同時に読んで入試への取り組みの参考にして下さい。