新潟の中学生たちはまもなく定期試験のシーズンです。定期試験の結果を見て、特に新中学1年生を中心に学校外での学習方法を選択されることを考えられる場合があると思います。
学校外での学習方法として考えられる選択としては、家庭外での学習を選択されるのであれば塾を、家庭での学習を選択される場合は家庭教師を選ばれることが一般的になっています。
塾で勉強するか家庭教師で勉強するかという学習方法の選択のお話よりも今日は家庭での学習(自学)の大切さに関してのお話をしたいと思います。
勉強方法を考え学習方法を選択する場合に、勉強の要にして欲しいのは「自学」です。自学は図書館などでの学習を含みますが、自学は学習場所の中心はほぼ家庭での学習となります。
なぜ、家庭での学習(自学)を学習の要にして欲しい。と言うお話をするかと申しますと、小学校の高学年くらいから中学にかけて塾で勉強する子供たちは結構な割合となって来ますが、塾へ通った弊害として、家庭での勉強(自学)がおろそかになる傾向があるからです。
塾で勉強する事で、自分の勉強をあまりしなくなる傾向が多く有りますが、これは勉強を通じて身につけるべき力『学力』を育てる貴重な学習機会を失ってしまうことがあるため注意が必要です。
特に中学は義務教育の最後の3年間です。その3年間の学習経験はその後の人生で大きな財産にもなる学習機会です。どんな学習経験をして行くべきか良く考えて学習方法を選択して頂きたいと思います。
勉強は学習の結果として、定期試験で最終的には◯◯点と言うように点数で評価されることは確かなのですが、その得点だけが子供の持つ学力を現すものでは決してありません。
分かり易くするために少し極端な例を考えてお話しますと、同じ80点の得点を定期試験で取れた子供がいたとします。一方は、塾へ通い塾の指定したテキストを学習し、解法を解説してもらって取った得点とします。もう片方は家庭での学習(自学)での得点とします。
この2人の子供は、試験の結果は全く同じ80点なのですが、その得点のプロセスは全く違った異なる方向なのが分かります。
指示されて問題を消化し解説を頭に入れて作られた得点を学習経験としながら中学時代を過ごす場合と、試験範囲の学習に自分の判断で学習に取り組み作られた得点を学習経験としながら中学時代を過ごした場合に、後者の子供は、結果がどのように作られるのかを体感出来て、また、結果を変えるために自分がどんな対応や対策などを変化させなくてはならないかと言ったような経験を得ることで、物事を成して行くためにはどんな取り組みが大切なことかを経験して行くことになります。
「勉強でそこまで。。」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、中学生達が一律に経験することの出来る定期試験(中高一貫校でなければ高校入試を含む)は、部活動で結果を作り出した子供たち同様、自分の努力や工夫から結果を変えたり、自分の行動の積み重ねで結果が変わることを経験することの出来る、大人へと成長する過程で必要且つとても重要な学習機会なのです。
かなり極端な例をお話しすることで、家庭での学習(自学)の大切さをお話しましたが、お話をしたように結果を作るために必要なプロセスを自分が行うことで体感しながら学習経験を積み重ねる事は、子供たちにとって、自分の力を信頼する気持ちを作り出し、その先の高校や大学へチャレンジする意欲や、進学先での学習を積み重ねて、社会で自分の可能性を信じて活躍しようとする意欲を育てるためにとても大切なことです。学習方法を考えられる際には、ぜひ、「自分で学習すること」を中心に頭に置いて、選択して欲しいます。
学習方法は、塾を選択するにしても家庭教師を選択するにしても、まず、子供たちが『自分で勉強する。』『自分の学習時間を持つ。』ことを学習の中心に据えて『自学』を効果的に出来る学習方法を選択して欲しいと思います。
家庭教師のアズ新潟教室は、家庭教師達が学生時代に経験した学習方法をそのまま体感してもらい勉強方法を学びながら、同時に子供たちにも、どんな勉強方法や学習対策を取れば、より結果に結びつくかを考えてもらって、子供たち1人1人が自分で勉強する力(学力)を得てもらう事を大きな目的として勉強を教えています。
新潟にお住まいの新潟市や新潟県内の小学生、中学生、高校生のご父兄の皆様で、家庭教師をお探しの方や、子供たちの将来に活きる勉強経験をして欲しいとお考えの方がいらっしゃいましたら、家庭教師のアズ新潟まで、ぜひ、お気軽にご相談下さればと思います。
【参考記事】