今年も残り今日を入れて9日。あと少しで平成29年も終わりですね。
新潟の小学生、中学生、高校生のみなさんは、この平成29年の1年間でどんな経験が出来たでしょうか?
今年、新1年生だった子供達は小学校や中学校、高校での生活を始めて経験した1年間でした。
受験生としての最終学年を迎えた小学6年生は始めての受験を経験し、中学3年生、高校3年生はあと少しで受験日がやって来ます。
その他の学年の子供達も、平成29年の今年それぞれの学年で、新しい内容の勉強や様々な行事を経験して来ました。
1年間の中にある12か月。同じように学校生活を過ごしているようですが、1か月1か月にその時期にしかない出来事や行事、そして勉強内容がありました。
その1か月、また1日1日、子供らしく、そしてその学年にふさわしく過ごす事が出来ましたでしょうか?
子供達が大人へと成長して行く過程で、この『その年代、その学年にふさわしく過ごす。』と言う事は、私が子供達の成長を考える時、とても大切な事だと考えている事です。
どの年代、どの学年も一生で1回しか経験できない掛け替えのない1年だからです。
人間は1つの年代を飛び越して、行きなり成長するのではないのですね。
その年代だから思える事、その年代だから考える事、その年代だからこそ味わえる事が同じような1年ではあるのですが、それぞれに待っていて、経験出来るのです。
その1つ1つを、その『学年らしく、ふさわしく生きて行く事で、その年代だからこそ経験し味わい知る事が出来事が1年の中にはたくさんあるのです。』
それが子供達を1歩1歩成長させて行く事になります。
例えばをお話ししますと、3年生の受験生であるなら、高校入試や大学入試に向けて勉強したこの1年は、受験生にふさわしい日常を過ごせば過ごすほど、自分自身の変化を知る事が出来たり、結果を変える力の存在を自分の中に知る事が出来たり、勉強の苦しさに立ち向かえる自分を知る事が出来ます。
そして、その経験は自分を支える一生の財産となって行く事になります。
その時々の年代をその学年らしく一生懸命生きて欲しいと思います。
家庭教師の仕事をして来て、小学生や中学生、高校生のみなさんには、そうして過ごして欲しいと思いながら子供達を見て来たこの1年ですが、小学生や中学生、高校生のみなさんは、この1年を振り返ってどんな印象を持たれますでしようか?
その学年にふさわしい自分で過ごせた1年だったでしようか?
学校も冬休みに入り、これからクリスマスや年末年始と楽しい行事のたくさんある時期になって来ますが、この1年があと少しで終わるこの時期に、ぜひ、この1年の総決算として、今お話をして来た『その学年にふさわしい自分になろう!と過ごして来れたのだろうか?』と言う観点から振り返ってみて欲しいと思います。
そして、もし自分にその観点で意識が足りてなかったと感じたり、そうした意識が無かったと感じるようでしたら、ぜひ、新年へ向けた意識として『来年は、その学年にふさわしい自分になる。』と意識を作り過ごすことを考えて欲しいと思います。
そうした意識や気持ちを忘れずに過ごす1年を経験した時、来年はみなさんがその1年で自分がしっかり成長することが出来たと振り返ることの出来る掛け替えのない1年間になって行くと思います。
この1年、家庭教師のアズの家庭教師と共に勉強して来た子供達。そして子供達のために勉強を一生懸命教えて来てくれた家庭教師のみなさん。本当にありがとうございました。