『小学校生活の折り返し!勉強内容が難しくなった。中学で大丈夫?』
小学高学年は、低学年に比べご相談は増えて来ます。家庭教師が最も教えている生徒の多い中学生の試験結果を見ると、小学校の学習内容の理解の不十分から、中学校の勉強に苦しんでいる状況を実感します。こうした場合、小学校低学年の学習内容まで戻って足りない知識を補い、理解を深めなけばなりません。
ただ、そうしている間にも、学校では次から次へと新しい内容へ進むので、追い着くのが大変です。そうした実際の家庭教師の指導経験からは、小学生の高学年の勉強は、出来れば確実に身に付けて欲しいと思います。この時期は子供達も活動的になり、勉強の時間を作る事が難しい年代です。ところが、その年代の勉強が今後の学習の基礎になるため、私も父親としてとても考え所と思っています。
家庭教師の経験から思う事は、学校の宿題は問題やドリルの練習が中心で、また、塾に通わせる場合には塾のテキストをする事になるため、教科書を開かないで勉強を終わる事が多く見受けられる事が、多く、子供には「教科書の大事な事を学ばせる必要がる。」と思っています。正しい学力を育てるための正しい勉強の仕方や向き合い方を、この時期の子供達には身に付けて欲しいと思います。家庭教師の仕事を通じて感じている事をお話しますので、ぜひ、そのヒントを掴んで頂きたいと思います。
小学高学年の勉強でここは注意!
-
国語
- 漢字や言葉の意味を正しく理解すること。
- 句読点毎に正しく音読すること。
- 筆者や登場人物の思いを想像しながら読み取ること。
-
算数
- 途中式を抜かさず書きながら正確に計算すること。
- 小数と分数の仕組みを理解して計算できること。
- 比や割合の仕組みを理解して使えること。
算数が難しくなり、国語より心配は算数と言われるケースが大半です。ですが国語は相当に大切な学力であることは、絶対に忘れてないで下さい。算数を勉強する上でもとても大切です。特に音読をしなくなってしまう子供が増えます。音読は止めないで欲しいです。また、自分の意見を持つ訓練が学習のキーワードです。
ここでは、詳しくその意味に触れませんが、その理由は、この先の中学、高校での学習のお話に、その答えをお話したいと思いますので、是非気になる方は、この先の中学生や高校生の『学習の疑問や心配』をお読み下さると今後の学習のイメージが持てると思います。そして、お父様お母様が、子供達の未来のために正しい学力感や知識をお持ち下さって、子供達にとって有効な学習方法を選ぶ目を持って下さったら幸いに思います。
では、小学校高学年のお子さんに関するご相談内容をご紹介しようと思います。
「勉強が難しく分からない。と言うようになった。心配です。」
「勉強が難しい」とお子さんが感じるのは、学習を積み重ねていく課程で、学習単元の内容理解が不十分な状態で進んで来ている事が原因の多くになります。その場合に、問題練習を増やしても根本的な解決になるどころか、嫌いな教科に育て上げてしまいます。大切な事は、練習量を増やす事ではありません。
1つ1つじっくり理解する勉強です。勿論、場合によっては前に習った内容を身に付け、算数の様に積み重ねるための基礎を育てる必要がありますが、大事な事は「良く考える。」「正しく考えようとする。」そうした取り組みの経験を育てる事です。難しいのではなく、実は、良く分かる努力をしていないだけの場合が多くありますから、勉強の取り組み方にキーワードがあります。
「宿題以外の勉強はしないので、このままでいいのか。」
宿題以外に勉強してくれる様なら心配はないのですが、勉強好きでない限り難しい事です。ですが、その宿題以外の勉強は、どう言う水準なら良いのかと言う事も考える必要があります。1日に1時間宿題以外に勉強すればいいのか、30分なのかと言う時間の問題もありますし、何をするのかと言う問題もあります。
また、何を目指すために勉強をして行くのかと言う事からも考えなくてはなりません。1つ言える事は、国語が苦手になりそうなら、そのために必要と思われる国語の対策ですし、同じように算数が苦手になりそうならそのための算数の対策で、出来るだけ簡単にやれる勉強から始める事です。勉強をしないから勉強させると言う考えから何かを始めても、その子の身になるのかとても疑問ですので、良く考えて欲しいと思います。
「◯はもらえているが、よく分かっていない気がする。」
家庭教師の仕事をしていて、このご相談を頂くと、この親御さんは、本当に勉強を分かっていらっしゃる方の相談だなと思います。国語であれば、小学校レベルの小テストは、あまり思考回路を悩ませなくとも出来る問題は多いですし、算数に関しては、解き方を身に付ければ出来てしまう問題ばかりです。記述する問題や文章問題も繰り返せば、なんとなく出来るようになります。本当に分かる子供は、人に教えたり説明出来ます。
基本を考えてどうしたのかや、どう読み取り、どう考えたからと自分の答えの理由を持っいます。家庭教師も実はこの説明してもらう事を指導で取り組みますが、それは、理解して解いているか良く分からず解いているかが分かるからです。もし「よく分かっていない。」印象をお持ちでしたら、説明する取り組みを持たせてあげるといいと思います。説明する事で理解が進む事もたくさん経験出来ます。ぜひ、試してみて下さい。
家庭教師のアズ新潟の代表から
家庭教師のアズ新潟はは23年間、新潟市や新潟県内の子供達の学力を育てて参りました。ここまで数多く新潟のご家庭と出会い、一つ一つの縁を大切に、子供達のために全力で家庭教師のお世話をさせていただいてきました。小学高学年の年代の子供達には、身近に近づいて来た中学への進学へ向けて、正しい学力を育てて欲しいと思います。また、少しづつ難しく感じる勉強も、その力は未来の自分を助ける大きな財産となる力として、忙しさに負けずに力を育てて欲しいと思います。そして、家庭教師のお世話をしている私が言うのもではありますが、勉強から学べる事はたくさんあり、それは人生でとても大切な力えお育てますが、勉強だけが小学生の生活の全てではありません。小学生にしか出来ない事、小学生の時にこそ経験出来る事、それの全てが財産です。そうした経験から学ぶ事は、勉強にも勝るとも劣らない大切な学習です。かけがえの無い年代を小学生らしくすくすくと過ごして欲しいと思います。もし、家庭教師をこれからの勉強方法にお考えであれば、ぜひ、家庭教師のアズの家庭教師をご検討下さい。