良い参考書選びと良い学習方法

学習書籍が並ぶ本棚

良い参考書

子供たちが参考書を選ぶ時、「これだけで分かる」「ポイントチェック」など、簡単そうな見出しに引かれてしまいます。当会にもご両親から「これだけやれば大丈夫だよと子供に言われて高額な教材を買ったのですが…」と言った相談をよく受けます。さらに「その高い教材を、全く使わない」のでもったいない事をしてしまった。と言うお話もよくあります。

良く考えましよう!そもそも教科書が分からないから使うのが参考書です。「これだけで分かる」なら教科書はいらなくなりますよね。教科書を理解する時に参考にするのが参考書と認識しましょう。さらに「これだけやれば大丈夫」は問題集である場合が多いです。解らないから開いたのが問題集では勉強がさらに難しく感じてしまう事でしょう。そのような悪循環で勉強が苦手になる原因になってしまう事もあります。

教科書には良く読めば学習理解のためのヒントがたくさんあります。そして、教科書を使い教科書が身近なテキストになるほど勉強がうまくなります。参考書はその手助けをしてくれる存在です。学校の教科書の理解を手助けしてくれる参考書はとても良い学習教材になります。

家庭教師のアズ新潟では、高額な参考書は使いません。書店にある参考書も、使えばとても効果があるものと少ないものがあります。そうした書店にある参考書の中から、子供たにあった内容の参考書を アドバイスしたり使い方まで教えています。解らないところや、疑問、注意点など全て担当教師が直接指導いたしますが、こうした学校の教材をしっかり使えるように学習方法を育てる事がとても大切です。

良い学習方法

「良い学習方法」と言う話題を取り上げてみましたが、「良い学習方法はコレ!」なんて、言い放つ事はできないのですが、何と言っても結果が出るなら、それが良い方法。と言えるのでしよう。

しかし「勉強はなぜ、何のためにする?」と質問を変えて、その上で勉強方法を考えると話は変わって来ます。

では何のためにするのでしょう? 子供にハッキリと答えられますか?「将来のため」「進学のため」といった答えが一般的でしょうか。では、そのために必要な学力が何故「英語・国語・数学・理科・社会」なのでしょう?すべての教科には成人し生活していく上で必要な情報や意味が詰まっているからなのです。勉強方法も、成人し生活していく時にその経験が活きて社会で活躍することにつながるような方法がよい学習方法と言えると思います。

志望校に合格するだけが勉強の目的ではありません。学習経験から自分に自信を持ち自分への信頼を育て、社会で活躍する自分を想像出来るようになるような、社会で活かすことの出来る勉強方法が最も良い学習方法と言えると思います。

家庭教師たちが経験して来た「自学」を中心にした学習経験を知る事の出来る家庭教師の学習はとても良い学習方法だと思います。