家庭教師の資料請求で比較するのは有効か?

考える女性

家庭教師を探される際は、インターネットの時代が来てホームページで様々な家庭教師協会を探すことが出来るようになりました。タウンページやチラシ広告などでしか探す方法の無かった時代と比べると、紙媒体とは比べることが出来ないほど幾つもの家庭教師協会と、その協会の詳しい情報を調べる事が出来ますし、メールで資料を取り寄せることも出来るようになりました。

また、「家庭教師の資料請求のサイト」もいくつかあります。家庭教師を探される場合には、この「資料請求」は確かに有効な方法のようにみなさんがお考えになるのではないでしようか。「実際にいろんな家庭教師協会の資料を集めて検討したいからそちらも資料を送って欲しい。」とお電話を頂く事は何度もあります。

しかし、実際はホームページで書かれている事もそうなのですが、送られて来る各家庭教師協会の「資料」は、実にくせ者です。何がくせ者なのかと言うと、どの家庭教師協会も当然「いいこと」しか書いていない訳です。確かに営業資料なのですから悪い事を書いてあるはずがありませんが。。

送られてきた資料の問題点

また、家庭教師をお探しのご両親が1番気になるのが「お金は一体いくらかかるのか?」と言う所だと思いますが、資料からはその実態が読み取れなかったりします。そうした家庭教師をお探しの方には1番必要な情報を出さずに、とてもお金を掛けて作った雰囲気のいい立派な資料が届きます。確かにそうしたイメージを大切にされる方には良いのでしょうが、私は会員になられたご両親から、よその協会の資料を見せられる事がありますが、お金の掛けどころが違うように思えるのです。

ちなみに、私の所では「資料請求」のご依頼があると、ホームページの方が詳しく全て書いてある事をお伝えしつつ、パソコンからプリントアウトしたA4サイズの資料を4枚程お送りするだけで、資料の立派さで競うような物が届きませんから、受け取ったご両親は少し拍子抜けされていると思います。

私の差し上げる資料はこのホームページ全体でお話をしいる内容を簡素にまとめたものなので、もし、家庭教師をお探しの方が読まれていたらお送りしますのでご連絡下さい。

受験票とマーク試験

話の流れで、家庭教師をお探しの方へ私から営業していましましたが、この記事で何をお話したかったかと言いますと、家庭教師各社の「資料」の性質は、勉強の中身や指導そのものに関しての紹介は少なく、また、料金もあやふやで、その家庭教師協会の素晴らしさを売るイメージ資料が大半だと言うことです。

良さそうなイメージが資料からはたくさん感じられても、それが、本当のその家庭教師協会の姿であるとは限りません。それどころか、資料で紹介されるような管理や家庭教師へのバックアップ体制などが実際にはほとんどない所も存在していますので「家庭教師協会を資料で比較検討」されるような場合には、この記事の内容を頭の隅に置いて資料の内容だけで協会を選ばず、何社かに来てもらい実際にお話を聞いて、料金をしっかり確認してから、最も信頼出来ると判断された家庭教師協会に決められると良いと思います。