家庭教師と個別指導塾

勉強中のノート

新潟市内では学習塾や進学塾がどの地域でも見かけられますが、新潟県内の様々な地域に学習塾がたくさんあります。

特に最近では個別指導の形態を取っている学習塾が増えたなぁ。と言う印象です。

新潟市内では、私のいる家庭教師のアズの事務所の近くの大堀幹線沿い歩いてみると、個別指導塾の多さには驚くほどです。

新潟市の西区ではある個別指導塾は1〜2kmの行ったところにまた同じ個別指導塾があったりしますし、それこそ200メートルから300メートルおきに個別指導塾や学習塾がある印象です。

ですから新潟市内だけで相当数の個別指導塾や学習塾があると思います。

それだけの個別指導塾が潰れたりせずに運営されているという状況を考えると、夏期講習や冬期講習などの費用も非常に掛かりますし、それでも通う子供たちが多いと言うことは、余程、個別指導塾にはニーズがあるのだと言うことが想像されます。

そのニーズはどこにあるのかを考えると個別指導塾と言う名前から、マンツーマン的な指導が行われているところに最もニーズがあると思います。

家庭教師の最もニーズのあるところの1対1のいい所を塾(通常教師1人に生徒2〜3人ですが、学習指導中は1対1になれます。)で出来るところが人気の理由なのだと思います。

さて、その個別指導塾(多くは教師1対生徒2〜3)と家庭教師は1対1(多くは教師1対生徒1)の指導は、学習指導中は1対1の同じ指導だとして、家庭教師とは何か違いが出て来るのでしょうか?

これをお読み下さっているみなさんはどう思われますか?

実は、家庭教師と個別指導塾での勉強は1対1で学習指導を受ける事が出来ると言う点だけが等しく、それ以外は全く異なる指導になります。それを分かり易く紹介しますと次のような話になります。

家庭教師の学習指導の目的

=学校の教材を中心に学校の勉強を身に付けて行くため勉強方法勉強のやり方を教える家庭学習のため。

個別指導塾の学習指導の目的

=塾のテキストを使用した学校の勉強内容の復習や予習。

詳しくお話をしますと。

家庭教師は自ら経験した、学校の勉強を身に付けるための学習方法の伝授を目的にしつつ勉強方法を教え、同時に学校の勉強内容で理解の進まない内容などの穴を埋めて理解を進めて学力を育てる事を目的に勉強します。

個別指導塾の場合は、学力(学力とは勉強方法を身に付けるような学ぶ力そのものを言います。)を付けることそのものが目的ではなく、学校の学習内容で習った事を復習し理解不足を補うことを目的に勉強します。

家庭教師も個別指導塾も学習指導時はマンツーマンと言う同じ形態になるのですが、家庭教師は教科書など学校教材を使った学校の勉強へ対応するための勉強方法そのものから指導すると言う内容に対して、個別指導塾は知識のみを教える。と言うことが出来ます。

赤ペンを携えて勉強中

小学校から中学校までの学習内容は、勉強の向き合い方が出来てなかったり、勉強方法や勉強のやり方を知らないために、本来、自分で出来る事が出来なくなったっていたりする事が多く見受けられます。

また、小学校から中学校までの学習内容で自分で出来る勉強方法や勉強のやり方を経験して行かなくては、高校に進んでから自分でしなくてはならない勉強を小学校や中学校時代に身に付けることが出来なくなります。

お話をして来ましたように、どちらも同じ学習対策ではありますが、双方の勉強から得ることの出来るものが異なることを理解して頂けたらと思っています。

家庭教師も個別指導塾のどちらも「勉強する」ために選択する学習方法であることは変わりはないのですが、身に付けることの出来る力はかなり違った力となりますので、何を身に付けることが必要なのかを考えて学習方法を選んで欲しいと思います。

新潟にお住まいで、新潟市や新潟県内で家庭教師をお探しのご父兄の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さればと思います。家庭教師のアズは、小学生、中学生、高校生の子供たちに、家庭教師たちが経験した学校の勉強を身に付けるための勉強方法や勉強のやり方を学校の教科書やワーク、参考書などの教材を使うことで、より効果的に教えて参ります。

お電話下さいますと、必ず、家庭教師のアズ新潟の責任者の渡辺が対応させて頂きます。家庭教師に関するお問い合わせは勿論、勉強の疑問やご不安など、どんなことでも親身にお受けして、家庭教師の業界歴27年間の経験から、お子さんの学習状況へ最善のアドバイスを差し上げますので、お気軽にお電話下さればと思います。

【参考記事】

勉強方法

勉強のやり方

家庭学習と家庭教師

子供たちの学力に関する考察