「勉強時間は取っているのに、試験の結果がついて来なくて。」と言うお話も良く頂きます。試験勉強の時間をしっかり取る事は成績を上げるとても有効な方法のはずです。 それなのに結果が伴わないのであれば、気持ちは沈んでしまいますし、やる気にも影響します。 こうしたご相談を頂く場合に、その子供たちは、とても真面目な性格をお持ちのようです。真面目な性格から「しっかり勉強しよう。」と時間をかけて取り組んでいるようです。 この記事を読まれている皆さんは、小学生や中学生、高校生の子供さんを育てられている真っ最中のご両親だと思います。
中学生の試験前の勉強時間とその中身
少し、余談ですが、ここでは中学生の試験勉強の適切な時間と多くの子供たちの試験勉強の時間についてお話を先にいたします。 新潟や北陸でお子様を育てられている皆さんは、中学生の試験勉強は部活が休みになる1週間前から、1日何時間位が必要な時間だと思われますか? そして、多くの中学生の1週間前からの試験勉強の平均時間はどれ位と思われますでしょうか? 北陸の子供たちより私の印象では新潟県の子供たちの方が勉強時間は少し少ないようにも思うのですが、「どれ位の時間がが必要か」と言うお話は、皆さんそれぞれのお考えもある事 でしょうから置いておくとしまして、私が家庭教師のお世話に面談でお伺いして話す子供たちが試験勉強を「1週間前から1日何時間している?」の質問への解答の多くが「2時間」です。 「1日2時間」に対して皆さんはどう思われますでしょうか?
大概のご父兄が「少ない」と思われているようです。確かに私も「少ない」と思います。勉強を通じて身に付ける事の出来る 「自己管理力」がこれでは身に付かないですし、試験の範囲的にもせいぜい1回振り返る位ですから積み重ねに穴も空きますから、まず足りないですよね。 そうした子供たちには、様々なお話をしながら勉強経験の必要性を理解してもらってから、私は「出来るだけ、どれだけしてもいんだよ。」と話します。目安としては「最初は最低4時間」 をお話しています。すると子供たちは大変そうだ。と感じるようですが、そこで「問題集だけするのが勉強じゃないからね。」「解けない問題を解くような勉強だけが勉強じゃないんだよ。」 とお話をして「時間を使い易い勉強も取り入れる事だよ。」と教えます。 子供たちの試験勉強の1日の平均時間のお話からも推測出来るのですが、「試験勉強に何をしているのか?」私の話の中身からも推測が出来ると思いますが、多くの子供たちが学校のワークなどの「問題集」をしています。問題を解く力を付けようとしているのですね。 実は、この【勉強しているのに試験の結果が付いて来ない。】と相談のある場合の子供も、時間こそ4時間や5時間していても、している事は試験勉強の時間が少ない子供とほとんど変わらなかったりするのです。 ですので、解けない問題に時間をかけているため時間は取れている状況で、結果に繋がらず悔しい経験をしている事が多いのです。
試験勉強から点数以外にも得られる大切なもの
私が良く家庭教師たちに子供たちの試験が近くなると話すのですが、「勉強の結果として出た点数が自分の実力として確認が取れるのは試験ではあるけれど、自分が変化する事で結果を変ええる事が経験出来るのも試験なんだよ。と教えて欲しい。」と話しています。 この話を家庭教師たちに話すと、ほとんどの教師たちがしっかり頷いてくれます。勉強である程度の力を得て来た教師たちには実体験されている訳ですね。やみくもに問題を解いているだけが勉強ではないですし、 点数として結果を得るためには、試験に向かう上で、戦略的な考え、作戦的な考えがあってしかるべきなのです。そうした経験で自分なりの勉強のやり方が見えて来たり、 結果になれば自信は勿論ですが、受験勉強でも多いに武器となる経験が出来ます。ひいては実社会に出ても結果を作り出すためのヒントがその経験から身に付いて行きます。 特に素直で真面目な子供は、自分のしている学習方法に疑いを持たないので、やり方や向き合い方、準備などが他にも方法があるのではないか?と疑わないようなので、どうしても頑張っているのに報われない状況になり易いようです。
私が家庭教師のお世話でお会いした際の子供たちへのアドバイスとしては、子供たちに学力の備えるために手順をしっかりイメージさせてあげるようにしていますが、この手順は、分かってしまえばとても単純な事で、 「理解」から「解答力」を得なさい。と言うことでしかないのですが、『学校の問題と教育の考察』でも取り上げたように、学校教えられている勉強から、 自然と効率の悪い学習しか知らないでいる様子が分かりますし、学校での学習指導の取り組み方に疑問を感じますので、子供たちの本来の力を出させてあげるために、また、 守ってあげるためにも、身近な大人は学力に関して良く考え理解する必要を強く感じています。
新潟市から「新潟県内」全域に家庭教師のアズは家庭教師を派遣して20年以上の月日が流れました。地域によっては家庭教師が通えずお世話が出来ずに申し訳なく思うこともございますが、 もし、子供たちの学習に、疑問やご相談があれば、家庭教師をお考えになるならないを気にされず、ご相談のお電話を下さればと思います。 新潟県のご父兄は新潟代表の渡辺が必ず対応差し上げます。色々な家庭教師の協会がありますが、代表が応対差し上げる所はほとんどありません。家庭教師のアズ 新潟の代表が家庭教師の仕事をして知り得た経験から、ご相談やお悩みに対してお話しいたします。学習、勉強に関してのご相談をお待ちしております。