実は、その勉強させたい高校側の意向が子供たちが本来獲得すべき「正しい学び方」を得るための機会を奪っている印象があります。課題に追われるために、課題を終わらせる事が勉強となってしまっていて、自分の学力のための学びの時間が奪われている印象があるのです。(「正しい学び方」に関しては小学生から中学生の記事に書いてありますので、高校生にも必要な知識です。ぜひ読んでみて下さい。)
高校生の学習の内容は、教科書や参考書からの情報を整理し理解する作業抜きには成果を上げることが出来ません。少し頭のいい子供は中学生くらいまでの内容の問題であれば、同類の問題を数多くこなし解法を習得することで充分に満足する結果が出せるようになれるのですが、高校レベルになると、問題解き込み型の勉強には限界が生まれます。
そこで、本気で学力に変えようと取り組む子供たちは、偏差値を上げるために、勉強の方法を原点へ回帰して基本の理解の作業から例題の研究と理解、そして解き込みによる偏差値作りへと「正しい手順で正確な勉強方法」を見つけ出します。逆に、小学生や中学生でお話ししたように、その手順を過去の学習の成功体験が邪魔をして、そのままの学習方法で受験を迎える高校生も多くいます。
ただ、学校側があまりにも積極的に課題を出してしまうと、その処理に追われてしまう事で、勉強疲れしてしまい自分にとって最も大切な「自学」の時間が作り切れない事が問題として感じることに問題を覚えるのです。(高校生の学習の悩みなどは1、2年生と大学受験に関連する3年生に分けて記事がありますのでぜひお読み下さい。)
高校の難しい内容を理解するために自分と向き合い、そこから得た力で問題を解き解答を得る経験から得ることの出来る「学力」は、大学などの進学先で学ぶための「学力」を育て、間違いなく自分を肯定し、自らの将来の仕事力や未来を切り開く力として獲得出来る大きな人生の武器であることは間違いないと思います。
お話しして来たように、高校側からの積極的な学習への働きかけもあり、自学の時間を作る事は大変だと思いますが、自学のための時間を確立することを絶対に諦めないで下さい。
家庭教師が高校生をお世話する場合には、家庭教師が同じ高校生時代に経験した学習方法から自学のための時間作りまで、子供たちにとって生きた参考書として役に立つ事が出来ると思います。また、家庭教師が経験して来た試験勉強の経験や大学受験の経験は高校生が「正しい学習方法」を体感するための唯一の方法だと思います。
少しだけ、私の仕事のアピールをさせて頂きますと、昨日は中学2年生が70点から90点台に英語と数学の得点を伸ばし、とても喜んだと言う話をしましたが、同じ昨日、やはり学生の家庭教師からの指導報告で、大学進学はしなくていいかなとあまり勉強に前向きでなかった高校生の子供が、家庭教師から勉強のやり方を学んだことで、定期試験前にお母様に「家庭教師で教わる試験対策は何回まで増やしていい?」と聞いていたそうで、お母様には料金的な負担を申し訳なく思うと同時に、良い指導をしてくれている家庭教師と、それに応えて勉強し出した子供に、本当に嬉しくなりました。
すみません。少しセールスが入ってしまいましたが、お話としてお伝えしたいのは、高校生たちに、「正しい学習方法」は勉強への前向きな気持ちを育ててくれるものだとお伝えしたかったのです。
高校生は学校からの課題が多く、そして、皆さんにも覚えがある青春時代を今生きています。ですから勉強ばかりではなく、たくさん楽しい経験をした年代です。高校生たちには自分のしたい事を、そのどれも諦めずにたくさんの経験をして自分を育て、同時に「正しく勉強に向き合い学ぶ」時間をしっかり確立して自分の未来を切り開いて欲しいと思います。
新潟市や新潟県の家庭教師をお探しでしたら、ぜひ、家庭教師のアズ新潟にご相談下さい。いくつかの家庭教師の協会と比較下されば、料金体系の明確さや、新潟の代表と面談から始める家庭教師の、新潟県では他の協会に無い安心出来る家庭教師のお世話の仕方の良さに気づいていただけると思います。