勉強のやる気と学習効果

空指す指

新学期が始まりました。新潟も今日は天気が良く、小学生や中学生、高校生の皆さんは気持ち良く新学期を迎えられたのではないでしょうか。

それぞれ1年学年が上がり気持ちの引き締まる1日だったと思います。「さぁ。◯年生だ。頑張ろう!」と言う思いもあった1日なのではないでしょうか。

勉強に関しても新しい教科書をもらって眺めて「こんな内容なんだ。」「難しそう。」「分かるようになるかな。」など、色々な思いがあったと思いますが、今日、教科書をもらって「頑張ろう。」と思ったのなら、ぜひ、その気持ちを忘れないで欲しいです。

多くの子供たちにとって「面倒だなぁ。」と思う勉強ですが、どんなに面倒に思っても勉強から逃げるわけには行きません。

嫌々やっても、集中してやっても、「やらねばならない。」事に変わりはないのですから、同じやるなら「やる気」を育てたいところです。

勿論、同じやるなら「やる気」を持って「集中」出来れば同じ時間の勉強でも学習効果は上がります。「やる気」を育て勉強に向かって欲しい。と思います。

問題は、そのやる気をどう作るか?なのですね。

良く「目標を作があれば。」とお話をいただく事がありますが、高校生ならば「目標」も作り易いのですが、小学生や中学生はそれが結構難しいことで、将来の自分の姿がどんな風になりたいのかと聞かれても、なかなか見つからないと思います。小学生までは「憧れやイメージ」で考えられるのですが、中学生くらいになると、少し現実的な考えも出てくるので余計に難しく、逆に「無理かもしれないから。」と目標や将来を描きにくく感じると思います。

そこで、少し、勉強へ取り組む意欲に繋げてもらいたいと少しアドバイスをしてみようと思います。

「目標や将来」が描けないのは、『知らない』事が多過ぎる事に気づいて欲しいと思います。今、生きているこの世界の事、地球の事、日本の事から新潟県の事、仕事の種類から、大人の責任、自分の適性、自分の本気の能力、自分の可能性、自分の力。それから、物事の道理、物事の本質、現象の理由や原理など、世の中あること起きること、知らないことが山のようにある。と言う事を考えてみて下さい。

「知らない」と言う事は、思い描くことが出来ません。

「知らない」と言う事は、「選択出来ない」ことになります。

「知らない」と言う事は、「行動」が過ちを犯します。

「知らない」と言う事は、「動く」事が出来なくなります。

「知らない」と言う事は、「考え」る事が出来ません。

『知らない』と言う事は、本当に「怖い」ことなんです。大人になるにしたがって「知らない」ことで損したり、後悔する時、辛い時が来ます。

だから、決して『出来る』だけを勉強で求めているのではないのです。『知れば』出来る事は必ず増えます。そして、先輩たちの得た「知識」を使って、皆さんがそれぞれの将来を充実させて生きて欲しいのです。それが、『義務教育』なのです。

『勉強』は知らないことを知って『知識』を増やす大事な機会です。『知識』から『行動する力』を得る経験です。

その事を『知って』いれば、同じ勉強するにしても、『目的』が見えてきます。その目的を知ってもらうって、少し、勉強に前向きな意識で取り組んでみてもらいたいと思います。

教室風景

新学期、希望の溢れる春です。小学生、中学生、高校生のみなさん。後ろ向きな気持ちで勉強する必要はありません。みなさんの人生に必ず必要となる時が来るのが勉強の経験です。「やる気」を出す事は難しいかも知れませんが、お話から嫌々していた勉強に前向きな意識を持ってもらいたいとお話をして来ました。ほんの少し『自分のために』していると勉強へ意識を育てて下さい。同じ勉強時間をするなら、その意識が結果を変えて行きます。

前向きに勉強する事で経験する学習効果が高くなるのは当然ですから、このお話をぜひ考えてみて欲しいと思います。

みなさんそれぞれが活躍し充実するために勉強があります。新学期の新たな気持ちを忘れずに、勉強に向き合い、様々な経験をたくさんして下さい。

家庭教師のアズ新潟で代表を努めます私渡辺は、2児の父親です。父親として子供から教えられる事がたくさんあります。そこから見つけて来た勉強することへの解答は、利益第一の家庭教師の協会がお話しする内容とは、全く異なるお話です。

新潟市や新潟県内で家庭教師をお考えのご父兄や、勉強に対して悩まれているご父兄がいらっしゃいましたら、1度、私の話を聞いて下さればと思います。勉強は子育ての内の1つです。子供さんにとって栄養となる勉強の考え方をお話したいと思います。お気軽にお電話ご相談をお待ちしております。

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